スピーチで緊張しないために - あがり症・話しベタさんのためのスピーチ塾

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スピーチで緊張しないために

スピーチで緊張しないために

スピーチ原稿の書き方

「原稿を用意していくと、頭が真っ白になったとき困るので嫌です」

「棒読みっぽくなるから、その場で考えて言いたいです」

気持ちはわかりますが、緊張しやすい人がノープランでうまく話せるほど人前は甘くありません。

アドリブで話すことができるのは、失敗も含め多くの経験を積んだ人のみです。

緊張しやすい人には、原稿を書くことをお勧めします。

どんなに短い挨拶でも、自己紹介程度でも、まずは話したいことを書き出してみましょう。

ただし、それを丸暗記することをお勧めしているわけではありません。

最終的には、原稿を持たず、自分の言葉で話すのがベストです。

原稿を書くのは、考えや話したいことを整理し、まとめるためです。

頭の中は収納と同じ。整理されていなければ、言葉は出てきません。

せっかくいいネタを持っていても、引き出しがぐちゃぐちゃでは、いざというとき取り出せず、慌ててしまいます。

一度整理したものを頭に入れておけば、言葉を失ったり、話が脱線することはありません。

また、自分のスピーチがどれぐらいの時間なのか把握するためでもあります。

原稿を書いたら、声に出して読み、時間を計ってみましょう。

意外かもしれませんが、「私はあがり症です」という人に限って話が長いもの。

話の着地点が定まらず、自分でも何を言っているかがわからなくなってしまうからです。

整理整頓されていない人の話は、聞いている方も苦痛です。

声が震えることよりも、気にすべきこと、やるべきことがたくさんあるのです。

「スピーチ力の半分は文章構成力」と言っても過言ではありません。

日頃から自分の考え、伝えたいことを、簡潔でわかりやすく表現する練習をしておくとよいでしょう。

ネタのストックのために、ブログを書くのもお勧めです。

本番で緊張しないためのリハーサル

必ず行うべきなのが、リハーサル。

本番は立って話すのか、座って話すのか、演台はあるのかないのかなど、できるだけ本番に忠実に行います。

できれば、当日の衣装と靴を着けて行いましょう。

普段、ハイヒールを履き慣れていない人が、披露宴本番のドレスアップした状態で、フラフラせずに話せるわけがありません。それだけで緊張してしまいます。

資料やマイク、レーザーポインターなどを手に持って話す場合は、練習でもできるだけ同じ状態で行います。

マイクは力を抜いて、卵を持つような感覚でやさしく持つとよいでしょう。

左右どちらの手でも持てるようにしておくと、資料をめくる際などに慌てなくて済みます。

また、リハーサルの際、動画を撮ることをお勧めです。

動画したご自身を観ていただくと、おそらくほとんどの人が、「自分が思っていたより緊張しているように見えない」ということに気づくでしょう。

それもそのはず、緊張の症状は体の中で起こっていることなので、他人にはそれほどわかりません。

隣の席の人の体温や心拍数が上がったところで、誰も気づきません。

自分が重度だと思い込んでいたことが、実は自意識過剰によるものだったということです。

それよりも、姿勢や手の位置、おじぎの仕方などが目に飛び込んできます。

声は、震えよりも大きさや速さ、抑揚が気になると思います。

そういった悪い癖を知らないでいたのは、自分だけなのです。

でも、落ち込む必要はありません。

良くないところがあったら治せばいいのです。

見るのは一時の恥、見ないのは一生の恥なのです。

聞いてくれる人のためにも、事前にできることはすべてやったうえで本番に臨みましょう。

◆スピーチ成功のためのチェックリスト

(1週間前)

□原稿を作る 

□声に出して読み、時間を計りながら推敲する

(2~3日前)

□リハーサル

□動画を撮って、スピード、抑揚などのチェック

(前日)

□本番と同じ衣装、シチュエーションでリハーサル

□表情、立ち居振る舞いなどの最終チェック

「自分の声=変な声」の謎

「たまたま聞いた自分の声が、思っていたのと違った!」という経験、皆さんにもあると思います。

これには理由があります。

普段聞いている自分の声は、一度空気中に出されて鼓膜を通して聞こえてくる声と、自分の体を通る、つまり骨伝導により伝わった声との、両方を聞いています。

他人が聞いている声は空気中を伝わった声のみなので、違って聞こえるのです。

「変な声」と感じる自分の声は、普段他人が聞いているあなたの声。

嫌がらず、ちゃんと知ってあげましょう。


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